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赤い楯―ロスチャイルドの謎〈1〉 (集英社文庫)

赤い楯―ロスチャイルドの謎〈1〉 (集英社文庫)
広瀬 隆
赤い楯―ロスチャイルドの謎〈1〉 (集英社文庫)
定価: ¥ 730
販売価格: ¥ 730
人気ランキング: 19462位
おすすめ度:
発売日: 1996-11
発売元: 集英社
発送可能時期: 在庫あり。

いや、面白かったんですが。
この本が陰謀説として捉えられているらしいと後から知って、ちょっとびっくりしました、いや、確かにそれっぽい単語は散りばめられていたようには思うんですが、でも事件の縦糸は全くつながっていないことはこの本を読んでいても十分わかりますし。
一つ一つの事件の経緯も特に偏った視点もありません。
なにより、「ちょっとロスチャイルドを過大評価しすぎじゃないかなぁ」と思ってしまったのが正直なところなので、負の印象で描かれた本だというのがピンと来ないのが実情です。

とある金持ちロスチャイルド家の家系と彼らの関わった事件の話。
少々些か、他人を信用しないところがあるね、という程度の感想は許されるのではないでしょうか。しかしそのバイタリティと能力には素直に脱帽します。“陰謀”を除くとちょっとテーマが散漫かなw


系図はすごいが
これだけの系図を書かれた本は見たことがなく、その系図を追っていくのは実におもしろい。本文の内容もおもしろいのだが、残念ながら本文の内容は論理的根拠に乏しい。

例えば、ロスチャイルド5兄弟の一人の曾孫の夫の甥の祖父の甥の嫁の父親Aが、ロスチャイルド一家でるというような話が何度も出てくる。この例では、Aの姪の夫の甥の嫁の姪の子が確かにロスチャイルド姓の男子と結婚しているが、この中の一族が全てロスチャイルドであると結論づけられるのに、抵抗感を覚えるのは、私だけではないはず。一部の人間については、十分と思われる説明が加えられている場合もあるが、やはり不十分といわざるを得ない。

本書では、系図で繋がっていると、どんなに遠い親戚であってもロスチャイルドと結論づけられてしまうが、本書を読む限り、多くの富豪がネットワークで繋がっており、その一部はロスチャイルドが強い影響力を及ぼしていると結論付けるのが妥当なのではないのだろうか。

歴史中の出来事についても、根拠に乏しく、なぜそう言い切れるのか疑問符のつくケースが多かった。

本文中に論理の飛躍が散見され、学術的要素に乏しいとは思うが、膨大な系図に敬意を表して星3つ。

地球を転がす財閥の壮大な世界
「日本人がなぜ市民に至るまで傲慢であるかと問えば、それは史実を知らぬから、と答えるほかない。
子供のまま生涯を終え、その途中で一度たりとも歴史を学ばぬ国民、それが小手先の文化論を語り、ビジネスに狂奔する。
外へ出ようというなら、語学を学ぶ前に、丸い地球の歴史を知っておくべきであろう」
「政治家だけを取り上げて戦争の発端を論ずるような歴史観は、今日まで多くの知識人が犯してきた重大な過ちである」
「キリスト教徒が中世の暗黒時代、ユダヤ人に許していた職業は、"ダイヤの研磨"か"金貸し"しかなかった」
「「歴史は女で作られる」?「歴史は夜作られる」、この名言を体現する女性たちについては、歴史上の体系的な記録がほとんど痕跡さえ残っていない状態である」

世界最大の産業"石油"が誕生した19世紀末、「ロックフェラーがヨーロッパの産業共同体にダンピング攻勢」
 ⇒ ロスチャイルド対ロックフェラー対クルップという三つ巴の利権争奪戦 ⇒ 第一次世界大戦

世界最大の化学トラスト「IGファルベン」(独)1925- 後年、アウシュビッツの強制収容所を経営。
総合化学会社「ICI」(英)Imperial Chemical Industries(大英帝国化学工業)1926-。
⇒「当時のヨーロッパを二分する超マンモス企業の誕生と対立」
 「実はここに芽生えた敵意こそが、第二次世界大戦の最も大きな誘因になろうとしていた」

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